こんにちは。
今日はいい天気ですが、肌寒さは変わりません。
労働安全衛生法の一部が改正されました。
職場にの労働者に対するストレスチェックが、従業員50人以上の事業場に対し、
事業主の義務として課されることになりました。
旧来から、従業員の健康管理には、年1回の定期健康診断がありましたが、
こちらは主にフィジカルに対する状態の確認をしておりましたが、
これに加え、メンタルに対する状態の確認をすることになりました。
事業主は、これで、一人の労働者に対し、
- 定期健康診断・・・年1回
- ストレスチェック・・・年1回
- 特殊健康診断・・・おおむね年2回(有害業務等に係る労働者に対して実施。)
の3つの健康診断的なことをする義務が発生しました。
心身共に健康であること。
労働者に対し心身の健康を侵す行為を事業者がしないこと。
ブラック企業問題なども減っていくのではないかと、期待が持てます。
しかし、心身の問題。健康をフィジカルとメンタル両面からとらえる考え方って
実は昔からあります。
先日、居酒屋のトイレで、ふと健康十訓というのを見かけました。
健康十訓
☆引用 ここから
一、少肉多菜(肉を少なく、野菜を多く)
二、少塩多酢(塩を少なく、酢を多く)
三、少糖多果(砂糖を少なく、果物を多く)
四、少食多噛(小食で、よく噛かむ)
五、少衣多浴(薄着にして、陽にあたる)
六、少言多行(口先よりも、行動本位で)
七、少欲多施(欲は少なく、他につくす)
八、少憂多眠(思い悩まず、よく眠る)
九、少車多歩(車に乗るより、よく歩く)
十、少憤多笑(怒らず、よく笑う)
☆引用 終わり
現代風にすると、健康になるための10の秘訣としたタイトルになるのでしょうか。
昨今言われていることが、書かれています。
一、四、九は、現代のメタボ予防やダイエットでよく言われること
二は、高血圧予防
三は、酵素をとりましょう
五は、ビタミンD
六、七、八、十こそが、メンタルヘルスの問題です。
いわゆる文明開化前ですが、その文明開化前に書かれたことに、
現在の最新の政策で追いついたというのは、不思議なものだと思いました。